ジェネラリストへの道

● ジェネラリストになる道も

 医療技術の高度化・専門化が進む中、認定看護師や専門看護師など、より自分の専門性を高めることで自分の価値を高めていく看護師がたくさんいます。それと同じく病院では様々な病気や怪我に対応しなければなりませんから、経験豊かであらゆる分野の患者が来ても的確で柔軟な対応ができるベテラン看護師の需要も高まっています。こういったベテランナースのことを「ジェネラリスト」「ジェネラルナース」といいます。
 自分のキャリアアップを考えた時に、自分はどのような道を進んだらよいのかと迷うこともあると思います。専門性を高める方向性もありますが、幅広い経験と知識を身に着けた「ジェネラリスト」になる道もあります

● 看護師の役職

 看護師は女性の仕事の中でもっとも階級が明確な仕事でもあります。指示命令系統をはっきりとすることで、指示伝達を一度に広めやすくなり、役割ごとに仕事を分担し、責任の所在を明確にすることで「チームとしての医療」を実現しています。
 看護師は、主任・副看護師長・看護師長・総看護師長・看護部長と役職があります。それぞれの役割によって必要な能力が異なっています。ただ漠然と経験の多い人の階級が上がるということではありません。「マネジメント能力」「危機管理能力」「人心掌握術」等、それぞれの段階で身に着けなければならないスキルがあります。
 
● 病院が看護師のスキルアップを支援
 
 一般的に看護師が転職や辞職を考えるきっかけは、結婚・出産・介護・家の都合等ですが、看護師は、勤務して3年ほどたつと「このままでいいのかしら…」という漠然とした不安や焦りのため、突然転職してしまう方が多くいます。そのほかにも新人が突然「私は看護師に向かない」とリアリティーショックのため辞めてしまうこともあります。
 こういった「目標の消失」による衝動的な退職やもえつき症候群などを食い止めるために、病院側で積極的に看護師のスキルアップを支援するところが増えてきました。
 例えば新人研修だけに熱心になるのではなく、プリセプター自身も育てる研修や、主任⇒副看護師長⇒看護師長など、確実にレベルアップすることができるよう、段階的・組織的に研修・実習を組み、この病院にいれば10年後確実にレベルアップできるという教育プログラムを組んでいます。
 病院側にとっても、スキルアップしたいと優秀な看護師が転職して流出してしまうことを防ぐことができますし、確実にできる処置が増え、看護理念など心を支えていく仕組みなどを学ぶことで自信をもって質の高いケアのできる看護師を育て続けることができます。
 個人個人がスキルアップをしていくよりも、互いに学んでいる姿を見ながら、高めあい支え合うことができますから、病院側にとっても看護師にとってもWinWinの関係を築くことができます。

● スキルアップの協力体制が良好な病院を探すには

 こういったスキルアップ支援が整っている病院を探すなら、転職支援会社を利用するとよいでしょう。転職支援会社は、こういった研修制度の有無や実際に勤務している人からの情報、周囲の口コミなど、様々な情報を収集していますので、あなたが高めていきたい専門分野やスキルアップ体制がある病院を紹介してもらうことができます。
 ただ、スキルアップ体制があるからと安心しないで、いくつか紹介してもらったら実際にこっそり病院を見に行きましょう。病院に行くと看護師や院内の雰囲気を見ることができます。看護師や患者の様子から人間関係や勤務環境などを感じることができます。自分の求めていた環境だと感じる場合もありますし、自分のレベルではとてもついていけない等、実際に行ってみて初めて分かることがあります。
 とても良い条件だったので就職したのだが、独身の若い看護師ばかりが働いていたため話も合わず、子供の発熱で急に休みが必要になったときなど理解してもらえないといったギャップに苦しい思いをする方もいます。できれば長く信頼し合いながら勤めていきたいものです。ぜひ事前に見学してみてください。
 
★ ジェネラリストへの道
⇒ http://www.chicagoansforrio.com/ensure/generalist.html

★ 転職前に知っておきたいこと ジェネラリスト
⇒ http://alhanaonline.com/kangoshinoyakushokukaikyuutoposuto/58/

★ 看護師 キャリアアップ支援事業 実施例リンク有
⇒ http://www.pref.nara.jp/23179.htm

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